設置について-設置方法
ここでは、壁材質ごとに壁掛け金具を設置する方法をご紹介いたします。
以下より、設置する壁材質をお選びください。
壁の状況は様々です。あくまでも一般的な設置方法のご紹介となります。
石膏ボード壁にねじ止めする際のポイント!
下地の見極めが重要
石膏ボードにねじ止めしても、負荷をかけるとボロボロと崩れてねじが抜け落ちてしまいます。
石膏ボード壁にネジを打っても・・・
負荷をかけるとポロッと抜け落ちる
そこで、石膏ボードの場合壁裏にある下地(柱・間柱)にネジを打つ必要があります。
石膏ボード壁を支えている壁裏の柱
石膏ボード越しに間柱にネジを打ち込む
設置方法
あると便利な道具
下地探しセンサー
針式下地探し器(磁石付き)
ドライバー
電動ドリルドライバー
毛布など
軍手・作業用手袋
①下地を探す
ワンポイントアドバイス
壁裏に通っている下地(柱・間柱)の間隔は、建築モジュールによって異なります。
事前に建築モジュールを把握しておくと下地を探す際の目安となり便利です。
尺モジュール日本の住宅でもっともベーシックな建築基準です。
メーターモジュール尺モジュールより廊下や出入口などを広く取りたい時に使われる建築基準です。
インチ・フィートモジュール北米仕様の2×4住宅などに使われる建築基準です。
下地センサーを使って探す
①サーチスタート
②反応したら印
③逆側からサーチスタート
④反応したら印
⑤高さを変えてサーチ
⑥縦一本に反応すればそこが間柱
※センサーの使い方・使用上の注意は使用する機器の説明書をご覧ください
針式下地探し器を使って探す
①針をさしてみる
②最後まで押し込めたら、そこには下地なし
③途中で止まったらそこが下地
※闇雲に刺すのではなく下地センサーである程度目星をつけて、最終確認の意味で針式下地探し器を使うとよいでしょう。
※センサーの使い方・使用上の注意は、使用する機器の説明書をご覧ください。
②下地の材質を見極める
ワンポイントアドバイス
下地には一般的に「木」もしくは「軽天(LGS)」がよく使われます。
下地の材質により、金具を止めるネジ・ビスも変わってきますので、ここでしっかり見極めましょう。
磁石を使う
下地の軽天に磁石が反応
木の下地でもビスに反応
下地があると見極めた位置に磁石を近づけてみましょう。磁石がスッと吸い寄せられる(軽い反応)であれば「軽天(LGS)」です。
「木」の下地の場合でも、石膏ボードを止めているビスに磁石が強く反応します。
下地があると思われる場所全体に磁石が反応するか?それとも所々強く磁石が反応するか?で、「軽天(LGS)」か「木」かを判別できます。
その他の方法
見極めが難しい場合、建物の設計会社や施工会社に問い合わせたり、(点検口があれば)天井裏から柱の材質を直接みる方法もあります。
③設置場所を決める
ワンポイントアドバイス
- 設置したい場所に下地がない場合、以下の3つの方法があります。
①設置場所を下地の位置に合わせてズラす
②ホッチキス止めの金具を使用する
③ネジが効くように壁を補強する
壁を補強する際のポイント
構造用合板などを壁に貼り付けることで、ネジがしっかり効く面を作り出します。
合板は厚ければ厚いほど安心です。
少なくとも12mm、重量のあるテレビやアーム式の場合は15mm以上、場合によっては12mmを2枚重ねる方法もあります。
※テレビの重量、金具の形状に合わせた板厚、使用するネジ・ビスの選定、及び設置の安全性は、お客様の自己責任においてご判断ください。
取り付け不備による落下事故などの責任は当店では負いかねます。
取り付け位置に目印をつける
①テレビの寸法を測ります
②壁掛けしたい位置にテープ等で目印をつけます
③金具を仮組みします(ブラケット取り付け含む
④テレビの上側からベース金具上端までの距離を測ります
⑤壁目印の上端部分から同じ距離の位置に目印をつけます
⑥テレビの横側からベース金具横端までの距離を測ります
⑦壁目印の横端部分から同じ距離の位置に目印をつけます
⑧ここがペース金具の取り付け位置です
④ねじ止めする
ワンポイントアドバイス
商品にはネジが付属します
軽天ビスは商品に付属されません
下地の材質に合わせたネジを用意します。
木ネジは商品に付属されていますが、長すぎる・太すぎる等感じた場合は、別途適切なネジをご用意ください。
軽天用のビスは商品に付属されておりません。別途、ホームセンター等でご用意ください。
下穴をあける
-
下地が木の場合、下穴をあけます。
下穴の径は各商品の説明書に記述があります。※軽天(LGS)の場合、下穴は必要ありません。
ネジ打ちする
木の下地だった場合
下地が軽天だった場合
木の下地だった場合、電動ドリルドライバーを使うと作業が楽です。
下地が軽天だった場合、強く締めすぎてしまうとネジが効かないため、手回しの方がよいでしょう。
※テレビの重量、金具の形状に合わせたネジ・ビスの選定、及び設置の安全性は、お客様の自己責任においてご判断ください。
壁面取り付け不備による落下事故などの責任は当店では負いかねます。
⑤テレビを掛けて固定する
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壁にとりつけたベースプレートにテレビをひかっけはずれないようにロックします。