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壁掛けテレビの”出っ張り”気にしたことありますか?
「テレビを壁掛けすればお部屋スッキリ広々」
はい、確かにその通りです。
でもちょっと待ってください!
同じ壁掛けテレビでも、壁にテレビを貼り付けたような仕上がりのものから、
あれ?意外とテレビ出っ張ってない?と感じるようなものまで様々です。
今回は「壁掛けテレビの厚さ」をテーマに、注意点をまとめてみました。
まずは基本から!「壁掛けテレビの厚さ」計算式!
壁掛けテレビの厚さを算出するのは超カンタンです!
まず前程として、テレビを壁掛けするには別途テレビ壁掛け金具が必要です。
壁掛けされたテレビを横から見るとこんな感じです。
【壁掛けテレビの厚み】=【テレビの厚み】+【壁掛け金具の厚み】
これだけです。
壁にピタッとさせたければ・・・薄いテレビを用意しよう!
壁掛けテレビの厚みは「テレビの厚み+壁掛け金具の厚み」ですから、
テレビと壁掛け金具どちらも薄いものを選べば、まるで絵画のような極薄の壁掛けテレビが完成します。
しかし、ただ薄ければよいというわけではありません。
最終的に薄く壁掛けできて、さらにキチンとテレビが写る状態にするためにはいくつかのポイントがあります!
まずは主役である「薄く壁掛けできるテレビの選び方」からお伝えします。
テレビの厚みを測るのは、壁掛け金具を取り付けるネジ穴がある位置から!
テレビを壁掛けするには、テレビの背面に壁掛け金具を取り付ける必要があります。
テレビの厚みを測るのは、壁掛け金具を取り付けるネジ穴がある位置からにします。
よくある3パターンを例に説明します。
【パターン1 テレビ背面がフラット】
下のイラストのように背面がまっ平らなテレビの場合・・・
テレビ金具を取り付けるとこのようになります。
これはわかりやすいですよね。
単純にテレビと金具の厚さを合計すればOKです。
【パターン2 液晶は極薄だけど機器が入っている部分が厚いテレビ】
下のイラストのように、液晶部は薄いけどチューナーなど機器が入っている部分が厚くなっているテレビの場合・・・
テレビ金具を取り付けるとこのようになります。
液晶パネルが極薄だったとしても金具を取り付ける場所に厚みがあれば、壁掛けテレビとしてはそれなりに出っ張ってしまいます。
【パターン3 下部にスピーカーの出っ張りがあるテレビ】
下のイラストのように、スピーカー部が出っ張っているテレビの場合・・・
テレビ金具を取り付けるとこのようになります。
スピーカー部がテレビ壁掛け金具や壁にぶつからなければ、背面がフラットなテレビと同じように薄く壁掛けできます。
このように、テレビの一部分が薄くても意味がありません。
あくまでも、壁掛け用のネジ穴が開いている位置からテレビの厚さを測るようにしてください。
配線端子のチェック!
テレビを見れる状態にするためには、少なくとも
- ・電源コード
- ・アンテナコード
を繋げなくてはなりません。
さらにブルーレイやゲーム機などを使うにはHDMIケーブルも繋げなくてはなりません。
使用する全ての端子を繋げてみて、それぞれがテレビ背面からどれくらい出っ張るかを確認する必要があります。
配線の出っ張り量が壁掛け金具の厚みを超えてしまうと・・・
壁に掛けた時に、配線が壁にぶつかってしまいます。
配線がぶつかってしまう場合・・・
下のイラストのように商品に付属するスペーサーを使い厚みを増すか
ある程度厚みのある金具を使う必要があります。
どちらのも厚みを増やして解決する方法なので、結果としてその分壁掛けテレビが壁から出っ張ってしまいます。
配線の出っ張りを少しでも減らすために、L字に曲がるコードを使用する手もあります。
さらに配線差込口が凹んでいれば、その分配線のでっぱりが少なくなります。
このように、薄い壁掛けテレビを実現するためには、配線まで含めて金具の厚み以内に出っ張りをおさえなくてはなりません。
極薄壁掛けテレビに最適なテレビの特徴
まずテレビ本体が薄いということを大前提として、注視するべきは配線の端子口です。
下の写真のように真下・真横から配線を差し込むタイプのテレビは、背面側に配線が出っ張らないため、極薄の壁掛けテレビに最適です。
※さらに電源コードが背面から出っ張っていないことが条件となります。
極薄設置に最適なスリムタイプ金具の紹介
テレビ壁掛け金具「TVセッター」の中でも、薄さが自慢の商品を紹介します。
最後に
いかがでしたでしょうか?
薄いテレビ・薄い金具の組み合わせることで極薄の壁掛けテレビになりますが、配線のこともよく考えないといけないことがおわかりいただけたと思います。
薄い壁掛けテレビにしたい場合、今回の記事を参考にテレビ背面の形状・端子口の形状をよく見るようにしてくださいね。