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テレビを壁掛けすると、どうしても壁にキズが・・・
テレビを壁掛けするためには、壁にネジを数本打ち込む必要があります。
ということは、必然的にどうしても壁にネジ穴が残ってしまします・・・。
今回は、テレビを壁掛けした際の”壁のネジ跡”をテーマに「その壁にテレビを壁掛けして大丈夫かどうか?(その壁にネジを打って大丈夫かどうか?)」の判断基準について説明します。
※ねじ止めの壁掛け金具を使用することを前程に話を進めます。
ご自身の気持ち次第「戸建て(持ち家)」の場合は
持ち家の戸建てにお住まいの場合、建物全体がご自身の所有物ですので、壁にネジを打つ・打たないの判断は全て自分で決めることができます。
「壁にネジを打っても構わない」ということであれば、まったく問題なく壁掛けできます。
「大切な家だから壁を傷つけたくない」と思うのであれば、
を検討してもよいでしょう。
注意が必要「マンションなど集合住宅(持ち家)」の場合は
持ち家のマンションにお住まいの場合、持ち家ですので”ご自身の判断で”と言いたいところですが、壁については注意が必要です。
マンションには、
- 自分の所有物である「専有部」
- みんなの所有物である「共用部」
があります。
共用部の場合、通常ご自身の判断でキズをつけてはいけません。
マンションの管理組合に工事の許可をとる必要があります。
- 外壁に面する壁
- 隣の部屋の境となる壁(戸境壁)
は、共用部ですので、ここに壁掛けする場合は許可が必要です。
- 自分の部屋と部屋を区切る壁(間仕切り壁)
は、専有部ですので、ご自身の判断で壁掛け可能です。
所有権はあくまで大家さん「賃貸住宅」の場合は
賃貸住宅にお住まいの場合、建物は大家さんのものです。
あくまでも借り物ですので、ご自身の判断で自由に壁掛けするというわけにはいきません。
ですが、壁にネジ穴をあけてしまったとしても退去時に修繕費として清算すれば大丈夫です。
さらに分譲マンションの賃貸だった場合、大家さんとは別に専有部・共用部の話もでてきます。
共用部の壁に壁掛けする場合、持ち家の集合住宅の場合と同じように、マンション管理組合へ工事の許可取りが必要になります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は、壁の所有権に焦点をあてて説明しました。
後々トラブルにならないために、その壁が誰のものか?壁の所有権を意識しておくとよいと思います。
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