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ある意味一番重要!?壁掛けテレビの配線問題。
壁掛けテレビの仕上がりに大きな影響を与える要素に配線の取り回しがあります。
せっかくテレビを壁掛けにしたのに、配線がダランと垂れ下がっていては・・・「ちょっと残念」ですよね?
スタイリッシュな壁掛けテレビに仕上げるには配線処理がまさにキモです。
今回は、壁掛けテレビの上手な配線の隠し方をテーマに話を進めます。
これができればベスト!テレビの裏にコンセント口!
壁掛けテレビの裏側にコンセント、及びテレビアンテナ端子を事前に用意しておく方法です。
新築住宅の設計段階の方や、家のリフォームを考えている方は、ぜひこの方法をご検討ください。
テレビを壁掛けしたら、コンセントとアンテナ線を繋ぐだけ!
これで配線はまったく見えないカンペキな壁掛けテレビが実現します!
新築やリフォームではない方も、後からコンセント口やアンテナ端子を増設することが可能です。
電気工事業者に相談してくださいね。
テレビ裏にコンセント口を増設する際の注意点
テレビ裏にコンセント口を増設するといっても、闇雲に作ってしまうと理想の位置に壁掛けできなくなってしまう場合があります。
最終的にテレビを壁掛けしたい位置を決めてから、逆算する形でコンセント口の場所を決めましょう。
以下で手順を紹介するので参考にしてください。
手順① テレビを壁掛けしたい位置を決める
まずはじめにテレビを壁掛けしたい位置を決めましょう。
この時、壁掛けするテレビの型番まで決まっているとベストです。
テレビが決まっていれば、テレビの縦・横サイズがわかります。
少なくともこの時点では、テレビの裏に隠れる位置にコンセント口を作ればよい事がわかると思います。
手順② 壁掛け金具との干渉を避ける
テレビ裏に隠れる位置ならどこでもOKというわけではありません。
テレビを壁掛けするには、壁掛け用の金具を使う必要があります。
ですので、金具を取り付ける部分にはコンセント口はあけられない事がわかると思います。
手順③ 配線同士の干渉を避ける
テレビの配線差込口と壁側のコンセント口が同じ位置にあると、配線同士が干渉してしまう可能性があるため、位置をずらしておくとよいでしょう。
ほぼカンペキな仕上がり!壁裏への配線隠蔽!
テレビ裏に隠れる部分とそこから下りた部分の2箇所を開口し、配線の一番目立つ箇所を壁裏に隠す方法です。
テレビの壁掛け工事と同時に実施できるので、この方法を選択する方も多くいらっしゃいます。
壁裏隠蔽の注意点
壁裏に配線を隠蔽できるのは上下方向のみとなります。
壁裏には柱が立っているため、壁裏で横方向に線を通すことはできません。
横方向へ配線する場合、一度壁の表面に線を取り出す必要があります。
最も一般的!配線モール処理!
モールの中に配線を通す方法です。
壁紙と同色のモールを使用すれば、コード類をかなり目立たなくすることができます。
モールにも様々な色、材質、長さ、太さのものがあります。
重要事項!
最後に注意点です。
電源コードの隠蔽は電気工事士が行うべき作業です。
DIYでの電源コード隠蔽は行わないようにお願いいたします。