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テレビを壁掛けしたければ、購入前にここをチェック!
「えっ、どのテレビでも壁掛けできるんでしょ?」お電話でそんな風に聞かれる事がよくあります。
テレビの壁掛けもだいぶ普及してきたし、当然どのテレビでも壁掛けできる。
そのように思っている方もたくさんいらっしゃるのだと感じます。
しかし、残念なことに答えはノーです。
全てのテレビが壁掛けに対応しているとは限らないのです・・・。
さらに言うと、同じメーカー・同じインチのテレビでも型番が違えば仕様がまったく異なります。
壁掛けに向いている型番・壁掛けできるけどやりにくい型番・壁掛けに非対応の型番・・・等々入り乱れているのが実情です。
そこで今回は、電気屋さんで実機をみながら壁掛けできるテレビかチェックするポイントをご紹介いたします!
お手軽!一番簡単な方法
店員さんに「このテレビの純正壁掛け金具はありますか?」
と聞いてしまうことです。
純正壁掛け金具があれば → 壁掛けできます
純正壁掛け金具がなければ → もしかしたら壁掛けできないかもしれません。
純正金具は、適合をメーカーが保障していますから「必ず付く」という安心感があります。
反面、
- 価格が高い
- 金具の機能が限定されている
- 別のメーカーのテレビには対応しない
- テレビを買い換えたら金具も変えなくてはならない
- 生産終了で在庫がない
などのデメリットもあります。
そこで、どのメーカーのテレビでも取付けでき、さらに種類も豊富なTVセッターの出番です!
TVセッターが適合するか?まずはテレビの背面をチェック!
TVセッターが適合するか確認するため、まず最初にみるのはテレビの背面!
ぐるっと回り込んでテレビの背面のチェックをしましょう。
商品陳列の都合上、背面が見えない場合は、店員さんに「壁掛けしたい」旨を伝えて背面を見せてもらいましょう。
チェック1 テレビ背面のネジ穴の確認!
テレビを壁掛けするには、テレビ壁掛け金具をテレビに取り付ける必要があります。
背面をみたら、まずはネジ穴が4点あいていることを確認しましょう!
最近のテレビだと
小型テレビであれば100mm×100mmの正方形
中型テレビであれば200mm×200mmの正方形
大型テレビであれば400mm×400mmの正方形
でネジ穴があいていることが多いです。
縦100mm×横200mm・縦200mm×横400mmなど長方形の場合もあります。
とにかく、正方形か長方形で4点のネジ穴が開いている事を確認してください。
背面に金具取り付け用のネジ穴がない場合、残念ながらそのテレビは壁掛けすることができません。
別のテレビを探しましょう。
チェック2 背面の段差を確認!
次にテレビ背面の出っ張りをチェックしましょう。
最近のテレビは液晶部が薄くなっている分、チューナーなどの機器が入っている部分や、スピーカー部などが大きく出っ張っている機種が多いです。
出っ張りが2cm以内であれば、スペーサーという部品でかわすことができるため特に問題となりません。
2cm以上のでっぱりがある場合、出っ張りの場所によってはTVセッターを取り付けるときにぶつかってしまうかもしれません。
「絶対にこのテレビがいい!」という要望がない限り、別のテレビを検討した方が壁掛けテレビとしての選択支は広がります。
チェック3 配線差込部を確認!
最後に配線差込口をチェックしましょう。
チェック2でテレビ本体の出っ張りをチェックしましたが、実は配線もでっぱります・・・。
配線がでっぱっていると、金具にぶつかったり壁にぶつかったりしてしまいます。
なので、
・電源コード
・アンテナコード
・使う予定のHDMIケーブルなどその他配線
の差込口、及び配線を刺した時の出っ張りをチェックしましょう。
配線が出っ張ってしまう場合も、L字プラグなどを使用しでっぱりが2cm以内に収まれば問題ありません。
また、2cm以上配線が出っ張ってしまっても、金具や壁に干渉しなければ問題ありません。
※詳しくは、以下の記事をご覧ください。
横側や下側などから差し込むタイプの配線口が、でっぱりがなく壁掛けテレビにはベストです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はお店でチェックできるTVセッターの適合ポイントをご紹介しました。
「こんな確認めんどくさいよ!」という方は、
サイト上でテレビの「メーカー」「インチ数」「型番」を入力すれば、適合するTVセッターを一覧表示するシステムがありますので、そちらをお試しくださいね。
お店でスマホ片手にチェックすれば、わざわざ背面をみる必要もありません。
もちろんその場で電話くだされば、専属のオペレーターが適合確認を行います!
お気軽にお問い合わせください!