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テレビを壁掛けしたい!でもどうやって・・・?
「テレビを壁掛けしたい!」そんなふうに思い立った皆さんがまず最初に疑問を持つのが「どうやって壁にかけるか?」だと思います。
先に答えを言ってしまうと、テレビを壁掛けするには「壁掛け金具」が必要です。
言い換えると、テレビを壁掛けするには「テレビに壁掛け金具を取り付ける」必要があります。
今回はお手持ちのテレビに「壁掛け金具」が取り付けられるかどうか?
を、ご自身でチェックする方法をお伝えします。
壁掛けできるテレビの条件とは?その1 背面のネジ穴チェック
まずは、テレビの背面をよく見てみましょう。
ほとんどのテレビは、背面に正方形もしくは長方形に4点のネジ穴が開いているはずです。
この形でネジ穴があれば、まずはファーストステップクリアです。
極めて稀ではありますが、
1.4点のネジ穴が開いているが正方形/長方形ではない
2.2点しかネジ穴が開いていない
3.そもそもネジ穴が存在しない
などのテレビも存在します。
1.2.の場合は、メーカーの純正金具でなければ対応できません。
3.の場合は、そもそも壁掛け非対応のテレビということになります。
壁掛けできるテレビの条件とは?その2 背面の段差チェック
次に、テレビ背面にある段差に注目しましょう。
基準になるのは4点のネジ穴がある面です。
4点のネジ穴がある面に対して、出っ張りが2cm以上あると注意が必要です。
もしその出っ張りに壁掛け金具が干渉してしまうと取り付けることができません。
この場合、金具の形状をよく見て出っ張りに干渉しないものを選べば大丈夫です。
もし金具に干渉してしまう段差があったとしても2cm以内であれば、
壁掛け金具に付属するスペーサーという部材を使用することで段差を無効にできます。
極めて稀ではありますが、
4点のネジ穴のうち上側が低い部分、下側が高い部分など
違う高さの場所にネジ穴があいていることがあります。
この場合は、
・テレビに段差をなくすためのパーツが付属している
・純正金具でのみ対応している
パターンが多いです。
よくお手持ちのテレビの説明書をご覧になってください。
壁掛けできるテレビの条件とは?その3 配線の干渉チェック
ここまでクリアできていれば、ひとまず壁掛け金具は取り付けられると思います。
しかし、テレビを壁掛けしても画面が写らないのでは意味がありません。
電源コード、アンテナコード、HDMIケーブルなど、使用する配線類が壁掛け金具に干渉しないことを確認しましょう。
まずは電源コードです。
機種によっては、電源コードの差込部自体が大きな出っ張りになっている場合があります。
配線自体が出っ張っている場合、2cm以内であればスペーサーで回避できますが・・・、
2cm以上の場合は金具に干渉する可能性があります。
この場合、金具の形状をよく見て出っ張りに干渉しないものを選べば大丈夫です。
次にアンテナコードやHDMIケーブルです。
テレビの側面や下側から差し込むタイプであれば、金具に干渉する心配がなく壁掛けテレビには理想的な設計のテレビと言えます。
しかし、ほとんどのテレビはテレビの背面に対してまっすぐ差し込むパターンが多いです。
アンテナコードが2cm以上出っ張ってしまう場合は、L字に折れ曲がるプラグを使うなどして、配線がなるべく出っ張らないようにしましょう。
配線が2cm以内に収まればスペーサーで回避できますが、2cm以上の場合は金具に干渉する可能性があります。
この場合、金具の形状をよく見て配線に干渉しないものを選べば大丈夫です。
終わりに
ここまでチェックをクリアすれば壁掛けできます!
まとめますと、
「ネジ穴の数・形」「テレビ背面の段差」「配線の干渉」の3つをクリアすれば壁掛けが可能なテレビです。
また上記のチェックをクリアできなくても、メーカー純正の金具が準備されている機種であれば、その純正金具を使用すればOKです。
あとは、極端に薄いスリムタイプの金具で壁掛けしようとする場合などは別のチェックが必要ですが、ある程度厚みのある金具を使用するのであれば、問題ないでしょう。
また、当店ではテレビのメーカー・インチ数・型番を選択するだけで、適合するテレビ金具を一覧表示する「適合チェックシステム」をご用意しております。
ぜひこちらもお試しください。