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テレビ壁掛け金具ってたくさん種類があるけど・・・、一体どれを選んだら?
まだまだテレビを壁掛けする人は極小数・・・。
そんな風に思っていましたが、おかげさまでこのブログも多くの方に見てもらえるようになり、
徐々にではありますが一般のご家庭にも壁掛けテレビが広がってきているように感じます。
とは言うものの実際には、
「壁掛けテレビには興味がある・・・」でも、「テレビってどうやって壁掛けするの?」という方がまだまだ大多数だと思います。
そんな訳で今回は、壁掛けテレビ初心者の方が、壁掛けテレビを実現するため最初にやるべき超重要事項「テレビ金具選び」についてお話させていただこうと思います。
理想の壁掛けテレビを実現するためにも、ぜひじっくりと読んでいってくださいね!
テレビ壁掛け金具選びで大切なこと「壁掛けテレビに何を求めるのか?」優先順位を決めよう!
テレビを壁に掛けるために必要な部材が「テレビ壁掛け金具」です。
ただ、一言に「テレビ壁掛け金具」と言っても実はたくさんの種類があり、特に初心者の方からすると「どのテレビ金具を選んだらいい?」と迷ってしまうことが多いようです。
そこで今回は、まず「壁掛けテレビに何を求めるか?」といった具合に目的をイメージしていただき、
その目的を実現するために最適な金具をご紹介する。という形で進めさせていただきます。
テレビ壁掛け金具を選ぶ基準・目的として考えられるのは以下のような項目でしょうか。
・やっぱり安全第一「安心・安全重視派」
・見た目にもこだわりたい「デザイン性重視派」
・自分で壁掛け設置したい「簡単DIY派」
・金具の品質にもこだわりたい「高品質重視派」
・賃貸でも壁掛けしたい「壁を傷つけたくない派」
・色々な機能をまんべんなく「多機能性重視派」
・なるべく安くすませたい「価格重視派」
今からそれぞれの項目にポイントを絞って、私達の金具に対する考え方やオススメの金具をお伝えしていきます。
皆さんは、上記の中から1つ2つピンとくる項目に絞っていただき、それぞれの説明で紹介している金具を参考にしていただければ、きっと満足いくテレビ壁掛け金具選びができるのではないかと思います。
安心・安全性重視派のあなたへ!テレビ壁掛け金具の選び方
何よりも安心・安全が第一!
僕もこの項目はとても大切だと思います。
壁掛けテレビと聞くと
・本当に安全なの?
・落下したりしないの?
と不安に思う方はたくさんいらっしゃいます。
小さいお子様がいらっしゃる方など特にでしょうか。
そのような心配をお持ちの方にも、安心してテレビを壁掛けしていただけるよう、僕たちは様々な取り組みを行っています。
テレビ金具専門店としての義務「本格的な耐震検査」
まずは、3次元・震度7の地震試験でしょうか。
ほとんどのテレビ金具販売店は検査すら行っていません。
極稀に検査を行っているお店があったとしても、せいぜい2次元(横に揺らすだけ)の振動検査です。
僕たちが行っているのは縦揺れを含む3次元の地震検査です。
その振動板には、気象庁が震度を測定するために使用している震度計を設置し、実際に震度6強・震度7の揺れが計測されることを都度確認しています。
地震の波形だけを再現した「震度6相当、震度7相当」の揺れではなく、実際に震度6強・震度7が計測される揺れで検査を行っているのです。
何度も検査を実施し、落下しないことはもちろん、金具に歪みや不具合がないことをしっかりと確認しています。
僕たちは小さな会社ではあるのですが、皆様に安心してテレビを壁掛けしていただくため、この地震検査には相当な時間と費用をかけて万全をつくしています。
最近地震が増えてきていますので、ぜひテレビの耐震対策としても壁掛けをご検討ください。
しっかり検査されたテレビ壁掛け金具を使うことが前程ではありますが、壁掛けテレビは地震対策になるくらい安全だとお考えください。
販売実績72万台(2023年2月現在)!落下報告は0件の安全実績
僕たちが販売するテレビ壁掛け金具・天吊り金具のTVセッターは、おかげさまで累計72万台(2023年2月現在)の販売実績がありますが、今までに落下などの事故報告はありません。
過去、大きな地震が何度も起きていますが「TVセッターで壁掛けしていた助かった。」という声を多くいただいております。
このような実績からも、安心してテレビを壁掛けにしていただけるのではと思います。
まさかに備える充実の保証制度
このまでお伝えしてきたとおり、僕たちが取り扱うテレビ金具「TVセッター」は、安心・安全に対して最大限の努力をしております。
それでも「まさか」は起こりえるものです。
仮に、テレビ金具「TVセッター」が原因で事故が起きた場合、最大3億円のPL保険に加入しています。
もしも!の事態にもしっかりと備えております。
※もちろん、過去にPL保険を使用したことは1度もありません。
安心・安全派のあなたにオススメのテレビ金具は?
基本的に、僕たちの取り扱うテレビ金具「TVセッター」であれば、どの金具を選んでいただいても安心・安全にお使いいただけます。
でも今回はせっかくですので、数ある「TVセッター」の中でも特に安心・安全にこだわったテレビ金具をご紹介します。
耐荷重75kgを実現した超高強度テレビ金具「TVセッターチルトFT100」シリーズ
2018年8月現在、最も新しいテレビ金具が「TVセッターチルトFT100」です。
一見、よくあるテレビ金具に見えますし、なぜ今更この形のテレビ金具?というところなのですが、これがとにかく強い!
とにかく強さ・安全性にこだわったテレビ金具なのです。
実際に105kg分の鉄板やダンベルを取り付けてもビクともしない強度を誇ります。
※本当は耐荷重105kgにしてもよかったのですが、30kg分の安全マージンを取って75kgとしました。
また、壁側プレートとテレビブラケットを完全に固定するネジロック式を採用しているので、ガッチリ固定されテレビがフラフラと動くことなく、より安心感が増します。
安心・安全を重要視するあなたに、真っ先にオススメしたいテレビ金具がこちらの「TVセッターチルトFT100」です。
このテレビ金具は特に自信のあるオススメ商品ですので、ぜひご覧ください!
デザイン性重視派のあなたへ
テレビ壁掛け金具はあくまでも裏方です。
※本当に裏方ですよね、だってテレビの裏に隠れて見えないのですから・・・。
でも・・・、でもです!
そんな見えない箇所にもしっかりこだわるのが真のオシャレってものですよね!
今回は、僕たちが今までに取り組んできた、テレビ金具のデザイン性向上についてお伝えさせていただきます。
元々テレビ金具はただの部材・・・鉄の塊でした
僕たちがテレビ壁掛け金具の販売を始めた2011年当初、テレビ金具といえば本当に裏方・・・まさに部材でした。
見た目はこのような鉄の塊で、テレビを壁に掛ける事が出来ればそれでいいじゃないか!という、まさにデザイン性とはかけ離れたものでした。
まぁ確かにテレビ金具は横から覗き込まなければ見えないので、デザイン性がなくても問題ないのですが・・・。
ただ、アーム式金具となると話は別です。
アームを伸ばすと思いっきり金具が見えます!
これはどうにかするべきじゃない?
そう考えて導入したのが「TVセッターアドバンスシリーズ」です。
僕たちがスタイリッシュアーム金具として、このアドバンスシリーズを発表したことにより、
テレビ金具が【ただの部材】から【インテリアグッズ】に生まれ変わる大きな流れを作ったと言っても過言ではありません。
今回は元祖スタイリッシュアームとも言える「TVセッターアドバンス」の中でもイチオシのアーム金具をご紹介します。
アルミ合金を使用したスタイリッシュなアーム金具「TVセッターアドバンスAR」シリーズ
まずは、改めて
・従来のアーム金具
・スタイリッシュアーム金具
を比べてみましょう。
やはりデザイン性の高いアーム金具の方が、インテリアとしての壁掛けテレビも引き立ちますよね!
アルミ合金を使用することで、デザイン性の向上はもちろん、従来のオールスチール製と比べて大幅な軽量化も実現しています。
実際、多くの壁掛けテレビ設置業者さんから高評価をいただいている非常にバランスと取れたアーム金具です。
(どの業者さんからも「あの金具はいいねぇ」といつも褒められます)
デザイン性を重視するあなたにぜひ使っていただきたいオススメのシリーズです。
簡単DIY派のあなたへ
今流行りのDIYで手軽に壁掛けテレビにチャレンジしたい!
このような要望も日に日に高まっております。
そんなDIYerの方々をサポートするために、僕たちが行ってきた取り組みをお伝えさせていただきます。
わかりやすさを考えたら・・・、やっぱり動画でした
商品ページに設置方法を載せたり、設置マニュアルを作成したり・・・、色々取り組みは行ってきましたが、
やはり一番わかりやすいのは動画なのではないか?
ということで作成したのが、各テレビ金具の商品ページで公開している基本的な設置動画です。
以下は、各テレビ金具の商品ページで公開している動画です。かなり細かいところまで踏み込んだ壁掛け金具設置動画になっております。ぜひご覧ください!
さらに、テレビ壁掛け金具「TVセッター」をご購入いただいた方には、上記で公開している基本的な設置方法に加え
・アーム金具の設置方法
・コンクリート壁への設置方法
・軽量鉄骨への設置方法
・配線の隠し方
など、今まであまり語られてこなかった部分にもしっかりと踏み込んだ、実践向きな動画をプレゼントしています。
この動画を見ていただければ、基本的にはどなたでもDIYで壁掛けテレビにチャレンジできる。という内容にしてあります。
これで、どのテレビ金具を選んでいただいてもDIYで設置OKだとは思っているのですが、
さらにお手軽に壁掛けDIY設置をしていただくため、TVセッターの中でも特に簡単設置にこだわったテレビ金具をご紹介いたします。
ワンプッシュでカチッとロック完了!「TVセッターチルトEI400」
おそらくほとんどの方が「テレビ金具なんてどれも一緒」と思われていると思います。
でも実は違うんです!
TVセッターチルトEI400は、テレビ壁掛け設置作業の中でも地味に大変な
壁側プレートとテレビブラケット部が外れないようにロックする作業を一瞬で終わらせる仕組みになっています。
通常のボルトロック式だと、テレビ裏のスキマに手をつっこんでボルトを締めなくてはなりません。
EI400だとこれが一瞬!
設置の手間を大幅に軽減する、まさにイージーインストールです。
小さな積み重ねが大きな成果に!「TVセッターチルトEI111/EI112/EI122」
基本的に、テレビ壁掛け作業は大人2名以上で行うように推奨していますが、これを一人でも簡単にできちゃうくらい各所に工夫をちりばめたテレビ金具です。
※とは言え二人以上で作業してくださいね。一人でも出来るというのは「それくらい工夫しています」という例えですので・・・
例えば壁へのねじ打ち作業。
普通の金具の場合、金具を押さえながらネジを打たなければならないので、
・金具が落ちないように支える人
・ネジを打ち込む人
の2名体制となります。
これがEIシリーズの場合、ネジを打って→金具をはめて→ネジを締める
という仕組みになっているため、結果として一人でできるようになっています。
また、面倒なロックボルトを締める作業も、ロックが上側についているため
無理な体制をせずとも簡単にできます。
細かい工夫ですが、これがあるとないとでは大違い。
トータルで考えると本当に楽です。
高品質重視派なあなたへ
いざ自分の家でテレビを壁掛けするとなると、なかなかの一大イベントですよね?
せっかくテレビを壁掛けするのですから、テレビ金具にまでしっかりこだわりたい。
そう思われるのも当然だと思います。
インテリアとしてのテレビを考えると、
「ただ置いているだけの状態」と「壁掛けした状態」では雲泥の差といいますか、
やはり壁掛けテレビはかっこいいしオシャレです。
何よりインパクトが違いますよね、初めて見た人は「おぉっ!」ってなります。
そんな壁掛けテレビをより引き立てるために、重要な要素を持つ壁掛けテレビ金具の品質についてお伝えさせていただきます。
テレビ金具なんてどれも一緒?いやいや、そんな事はありません!
パッと見た感じだと「テレビ金具なんてどれも一緒」と思われてしまうかもしれません。
確かに見た目は似ています。
でも実際に手にとってみると、その品質には大きな差があることをご存知でしょうか?
テレビ金具はなかなか実物を見ることができず、どうしてもネットの写真で比べることになると思いますが、
写真では良く見えても、実際に届いた金具を見てイメージと違う。という事もあるかと思います。
でもご安心ください!
仕事柄いろいろなテレビ金具を見てきた僕の中でも、
現状「これ以上のものは見たことがない!」というレベルで、品質重視の方にも自信を持ってオススメできるテレビ金具をご紹介いたします。
これぞ最高峰のテレビ金具!「TVセッターハイラインHA」シリーズ
箱を開けた瞬間から「これはいいぞ!」と感じていただけるであろうテレビ金具が、この「TVセッターハイラインHA」シリーズです。
なんと言うのでしょうか、抽象的で申し訳ないのですが、まず雰囲気がいいんですよね。
おそらくアーム部やカバー部の質感、細部の作りこみなどが効いているのだと思います。
そして、見た目だけでなく金具の手触りや操作感にいたってもバツグンです。
これはWEB上では伝えられない、実際に手にとってもらわないとわからない部分なのですが、他の金具にはない上質さを持ちます。
そして、この壁掛け金具を使うことで壁掛けテレビの印象も一気に引きあがります。
強いては、お部屋全体の印象にまで影響を与えることになります。
雰囲気、存在感、操作感・・・。全てにおいて上質。
あなたのこだわりぬいたインテリアに最もふさわしいテレビ金具です。
壁に傷つけない派なあなたへ
テレビを壁掛けするのはいいけど、壁が傷つくのはちょっと・・・。
壁掛けテレビに興味はあっても、実際に設置まではいたれない大きな理由の1つ。と言えます。
新築住宅にお住まいの方など特にですよね。
壁にネジをうつのは、大きな勇気と覚悟が必要だと思います。
壁掛けテレビは、特に家を大切にする日本人にはなかなかハードルの高い行為です。
賃貸住宅にお住まいの方にとっても大きな問題です。
壁に傷つけてしまうと退去時に多額な修繕費が請求されてしまうかも・・・。
そんな心配もあって、賃貸ではやりたくてもできない。という方もいると思います。
だからといって、壁掛けテレビを広めることが仕事である僕たちが諦めてしまうわけにはいきません!
ここではそんな「壁の傷問題」をほぼ解消した画期的技術についてお伝えさせていただきます。
使う道具はホッチキス!画期的な特許技術「壁美人」
テレビの壁掛けが徐々に広まってきているのと同じように、ホッチキスによる壁掛け技術「壁美人」も聞いたことくらいはあるよ!という方もいらしゃると思います。
とは言え、「壁美人なんて始めて聞いた。」「聞いたことはあるけど詳しくは知らない。」
という方もたくさんいらしゃると思いますので、まずは「壁美人」について説明させていただきます。
壁美人とは、ホッチキスで壁に物を固定する特許技術です。
壁が石膏ボードであれば取り付けできるため、一般のご家庭であればほとんどの方が利用できる状況にあります。
僕も初めて壁美人を見た時は、正直「ホチキスで壁掛け?何それ?」と、戸惑うばかりでした・・・。
僕にとってホチキスは「紙をパチパチとめるもの」であり、それを壁掛けに使うこと。ましてや重量物を支えられるとは思えなかったのです。
ところが、実際に実物をみて自分達で試してみて壁美人を理解できてくると、これはとんでもない技術なのではないか?
と考え方が大きく変化していきました。
今では「ホチキスといえば壁掛けだよね」というくらいです。
壁美人最大の特徴は、やはり取り外した後に壁のキズがほとんど目立たないことです。
壁に張られているクロスの模様によりますが、もうほんとに見えないと言ってもいいレベルです。
厳密に言えば壁に傷はついています。でも人の目にはほとんど見えないのです。
であれば、「壁にキズ付けずに壁掛けできる!」ということでいいのではないかな。と僕は思っています。
そんな画期的技術をテレビ金具に取り入れた「TVセッター壁美人」シリーズ
TVセッター壁美人シリーズは、壁にホチキス止めすることで、ねじ止め式のテレビ金具の弱点を大きく解消した商品です。
壁に大きな傷が残ってしまうねじ止め式のテレビ金具と比べ、ホッチキス止めの壁美人金具であれば、壁に残る穴が極小でほぼ見えないレベルですみます。
また、石膏ボードであれば好きな位置に取付できるのも大きな魅力です。
ネジ止め式のテレビ金具で石膏ボード壁に壁掛けしようとする場合、壁の補強など専門的な知識が必要だったりするのですが、壁美人であればその必要ありません。
心配される安全性についてですが、「安心・安全性重視派のあなたへ」の章でお伝えしたとおり、
震度6強・震度7の三次元地震検査をとことん実施して問題ないことを確認しております。
特に「TVセッター壁美人」については、念入りにテストを行っております。
「ホチキスで壁に止める」という特殊な方法であるからこそ何かあっては大変です!
販売する僕たちも安心してお客様にオススメできるよう、納得いくまで安全性を高めております。
ですので、ホチキスだからと言ってどうか心配せずに、壁美人で「壁に傷つけない壁掛けテレビ」をお楽しみいただければと思います。
まとめますと
・壁のキズがほぼ見えないので新築・賃貸にもオススメ
・石膏ボード専用なのでほとんどのご家庭で使用OK
・壁が石膏ボードであればお好きな位置に取り付けOK
・使う道具がホチキスなのでわかりやすい(専門知識必要なし)
・地震検査実施済みで安全性もバッチリ
ということで、DIYで初めて壁掛けにチャレンジする方にぜひお試しいただきたいテレビ金具です。
多機能性重視派なあなたへ
「テレビを壁に掛ける」というのが、テレビ壁掛け金具としての必要最低限の機能となります。
確かに「壁掛けできれば何でもいいよ!」というお客様は多数いらっしゃいますので、
そのような方にはベーシックでシンプルな壁掛け金具をオススメしております。
でも、せっかくの壁掛けテレビです!
どうせなら、僕たちテレビ金具の専門店だからこそ豊富にご用意できる「多機能テレビ金具」で、快適な壁掛け生活を楽しみませんか?
そもそもテレビ金具の機能とは?
既に説明したとおり「テレビを壁に掛ける事ができる金具」であれば、それはテレビ壁掛け金具ということでよいかと思います。
まず、テレビ金具は大きく分けて2つのパーツから構成されます。
・壁に取り付ける壁面プレート
・テレビに取り付けるモニターブラケット
壁に取り付けた壁面プレートに対して、モニターブラケットを引っ掛ける。
これが一番シンプルな形です。
ここでいう「多機能金具」というのは、
必要最低限の「テレビを壁に掛ける機能」にプラスαとして、便利機能がたくさんついている金具のことをいいます。
ここからは、テレビ金具にはどんな便利機能があるのか?
を説明していきますね。
テレビ壁掛け金具の便利機能その1「スリム設置」
壁掛けテレビの仕上がりに大きな影響を及ぼす重要な機能、それが「スリム設置機能」です。
実際に壁掛け設置してみるとわかるのですが、いくら壁掛けテレビとは言え、テレビ背面の構造であったり、壁掛け金具そのものの厚みなどにより、
最終的に「意外と壁から出っ張るな」という印象になってしまう場合があります。
壁掛けテレビの仕上がりにとって、やはり壁にピタッと張り付いたように見える壁掛けテレビというのは、シンプルにかっこいいですし仕上がりの満足度も高くなります。
ですので「薄く設置できる」というのは、壁掛け金具にとって重要な機能と言えます。
テレビ壁掛け金具の便利機能その2「チルト機能」
チルト機能とは、人間の首に例えると「上を向いたり下を向いたり」の調整機能です。
よく使用されるシチュエーションとしては、高い場所に壁掛け設置したときでしょうか。
テレビ画面を下に向ける(頷かせる)ことで、下からテレビを見上げる形でも画面が見やすくなります。
ほとんどのテレビ金具にはこの機能がついています。
テレビ壁掛け金具の中でも最も定番な機能と言えるでしょう。
テレビ壁掛け金具の便利機能その3「フリーロックチルト機能」
上で説明した「チルト機能」の上位版とでもいいましょうか。
通常のチルト機能は、あくまでもテレビを設置するタイミングで好きな角度に調節できます。というものです。
逆にいうと、テレビを一度設置してしまうと角度を変えることができません。(厳密には角度を変えることはできますが、最悪テレビを一度壁から下ろす必要がでてきます)
フリーロックチルト機能は、角度を気軽に変えることができない。という従来のチルト機能の問題点を改善したものです。
一度設置した後でも、いつでも好きな時に好きな角度に角度を調節することができます。
テレビ壁掛け金具の便利機能その4「スウィング機能」
スウィング機能とは、人間の首に例えると「右を向いたり左を向いたり」の首振り調整機能です。
一般的には、「首振り機能を持つテレビ金具」=「アーム式金具」と言ってしまってよいかと思います。
テレビ画面を首振りさせる可動域を確保するため、まず画面を引っ張り出して壁から離す必要があります。
そうなると、必然的にアーム構造が必要になります。
アーム式金具には、以下のようにたくさんのバリエーションがあります。
・アームが長いタイプ・短いタイプ
・アーム1本タイプ・2本タイプ
・アームの関節数が1つ・2つ・3つ
・デザイン性があるもの・ないもの
・アームを薄く折りたためるもの
etc…
例えば、アームが長ければ長いほどテレビを壁から離すことができ、そこから首振りすることでテレビを真横にするこたができる金具も存在します。
関節数が多いほど、複雑な動きが可能になります。
1本タイプのテレビ金具は首振りの自由度が高いですが、そこまで大きく首振りする用途がないのであれば、安定感のある2本タイプがよい。
など、用途によって様々な選択支があります。
アーム式テレビ金具は、選び甲斐という意味では一番と言えるでしょう。
テレビ壁掛け金具の便利機能その5「コーナー設置機能」
コーナー設置機能とは、よくデッドスペースになってしまうお部屋のコーナー部にテレビを壁掛けするのに最適な金具の構造を指します。
具体的に言いますと、アーム金具の中で
・アーム1本タイプ
・アームの関節が3つ
を満たす金具が、コーナー設置機能を持つということになります。
まず、テレビを45度以上は首振りできないといけませんので、首振りの稼動域が広く取れる1本アータイプの金具が条件となります。
そして、壁側のどの位置に金具を取り付けても狙った場所にテレビがくるよう、より複雑な動きを可能とする3関節タイプも必要です。
テレビ壁掛け金具の便利機能その6「水平調節機能」
水平調節機能とは、テレビの水平(正面からみてテレビがちゃんと床や天井と平行になっているか?)を、設置した後からでも調節できる機能です。
壁掛けテレビの水平取りは、プロの設置業者でも一番気を使うかなりシビアな作業となります。
特にインチ数の大きい(横幅の広い)テレビだったりすると、ちょっとしたネジの止め具合でどこかが1ミリずれてしまっただけで、結果として大きなズレに見えてしまいます。
そのような時、1から原因を探っていくのはとても大変な作業です。
であれば、金具の機能として水平調節がついていた方がよいですよね。
設置時の多少のズレであれば、金具の機能で十分カバーできますので、設置工程を点検しなおすことなく、最後にずれていたらパッと直せばOKな訳です。
プロの設置業者様にはもちろん、DIYで設置する個人の方にもオススメできる機能です。
テレビ壁掛け金具の便利機能その7「360度回転機能」
上で説明した水平調節機能のさらに進化版とでもいいましょうか。
水平調節機能が金具によりますが±2°~3°くらいなのに対し、360°回転機能はそのままぐるっと一周まわすことができます。
イメージ的には、車のハンドルのようにテレビ画面をグルグル回ることができる機能とでもいいましょうか。
ですので、水平調節に使えるのはもちろん、例えば画面を縦にしたいという要望にも応えることができます。
テレビ壁掛け金具の便利機能その8「画面の昇降機能」
テレビ画面の高さを調節できる機能です。
この機能がないテレビ金具で壁掛け設置した場合、例えば設置後に「もうちょっと高く設置したかった!」となっても、高さを変えるにはまた設置をしなおさなければなりません。
昇降機能があれば、金具の機能として高さを変える事ができるので、高さを変えたい時に設置のしなおす必要がありません。
また、普段使いでも
・床に座ってみる時は低く
・ソファーに座ってみる時は中間
・キッチンなど遠くから立ってみる時は高く
など普段の生活に合わせてテレビの高さをかえることができます。
これは台置きのテレビでは実現できない、壁掛け設置ならではのメリットとなります。
テレビ壁掛け金具の便利機能その9「簡単設置機能」
テレビを壁掛け設置する際、なるべく手間や苦労を減らすよう工夫されたテレビ金具です。
例えば、壁にベースプレートをネジ止めする際、
・壁に金具をあてがって動かないようにおさえておく人
・ドライバーでネジを壁に打ち込む人
の2人が必要です。
これを、一人でも設置できるよう工夫した金具。を簡単設置機能としています。
他にも、壁側のベースプレートにテレビを引っ掛けた後、ネジ止めして外れないようにロックする作業があるのですが、
この作業をしなくても引っ掛けるだけでロックがかかる機能を持つ金具もあります。
このように、壁掛け設置前の作業性にこだわったテレビ金具は、台数をたくさんこなす業者様はもちろん、DIYで壁掛けしようとしている個人の方にオススメです。
テレビ壁掛け金具の便利機能その10「配線隠し機能」
壁掛けテレビの大きな課題として、配線をどう隠すか?があります。
色々な配線の隠し方がありますが、それはあくまでも壁側の配線をどうするか?という話です。
実際にテレビを壁掛けしてみると、壁からテレビ裏までの間に見えてしまう配線をどう隠すか?という問題もでてきます。
特にアーム式金具の場合、アームを目一杯伸ばすと、壁からテレビ裏までかなりのスペースがあります。
こんな時のために、配線を隠す機能を持つアーム金具が存在します。
この金具を使えば、配線を見せない美しい壁掛けテレビを実現できます。
テレビ壁掛け金具の便利機能その11「ホチキス設置機能」
ホチキスで壁にとめる壁美人の説明をしましたが、これもテレビ金具の立派な機能と言えます。
「壁に傷つけたくない派」のブロックを読んでいない方のために再度まとめますと
・壁のキズがほぼ見えない
・石膏ボード専用なのでほとんどのご家庭で使用OK
・壁が石膏ボードであればお好きな位置に取り付けOK
・使う道具がホチキスなのでわかりやすい(専門知識必要なし)
という通常のネジ止め式の金具とはまったく異なる特徴があります。
ネジ止め式だとちょっとハードルが高いな。と思う方はぜひこちらの壁美人金具をご検討ください。
最も多機能なテレビ金具はどれ?
ここまでテレビ金具の機能を説明してきましたが、これらの機能を一番多く持つ金具はどれなのか?調べてみました。
結果、最も多機能な金具はこれです!
「TVセッターハイラインUD112」
・チルト機能
・スウィング機能(アーム金具)
・コーナー設置機能
・360度回転機能(水平調節機能)
・画面の昇降機能
と金具の動きに関する機能は全て備えた多才っぷりです。
薄く設置できないのがたまにキズですが、動きに関して全てを備えたテレビ金具です。
価格重視派のあなたへ
最後になりましたが、やはり重要な要素として価格は外せませんよね。
もちろん価格のニーズは十分把握しておりますので、僕たちも専門店として低価格のテレビ金具ラインアップも整えております。
でも、低価格だからといって手は一切抜いておりません!
耐震検査も3年保証もPL保険もぜーんぶひっくるめての価格です。
どうぞ安心してお使いいただければと思います。
コスパに置き換えると・・・?
価格が安いということであれば、シンプルに価格を比較していただければという話ですので、ここではコストパフォーマンスという観点で考えてみようと思います。
コスパで考えると、圧倒的にオススメなのがTVセッターチルトシリーズです。
テレビ壁掛け金具と言えばコレ!と言えるほど、ベーシックな金具がこのチルトシリーズです。
売れ筋シリーズで仕入れ数・販売数も多い(回転率が高い)ため、他シリーズよりもお買い得感が強くなっております。
価格面でオススメのテレビ金具はどれ?
新商品のTVセッターチルトFT100がオススメです。
2018年8月現在、TVセッターシリーズの中で最新のテレビ壁掛け金具です。
見た目はただの金具のように見えますが、従来品の欠点を解消した僕たちが考え抜いた渾身のテレビ金具です。
本来であればもっと高い価格帯で販売したいのですが、なるべく多くの方にこの金具の良さをわかっていただきたい。という思いを込めて
かなりお求め安い価格帯に設定しております。
低価格でも他とは一味違うテレビ壁掛け金具です。
本当にオススメです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
主に目的にそって最適なテレビ金具を紹介してきました。
これだけのラインアップを揃えられるのは、専門店ならではの強みだと自負しています。
それでも金具がたくさんありあすぎてどれを選んだら・・・という方はお気軽にご相談ください。
LINE@もはじめましたので、僕をご指名いただければいつでも相談にのりまので。
それでは、ベストな壁掛け金具を選んで、素敵な壁掛けライフを実現してください!