設置に失敗しないためには仮組みを行うべし!
壁掛けテレビの設置に失敗しないために、必ず仮組みを行うことをおすすめします。
仮組みをしておくことで、壁に穴をあけてしまってから壁掛けできないことが発覚するという最悪の事態を回避することができるからです。
仮組みのやり方
仮組みはとっても簡単です。
購入したテレビ金具を、テレビに取り付けてみるだけです。
まず、テレビの背面にブラケットを取り付けます。
次に、ベースプレートもブラケットに取り付けます。
金具を全て取り付け終わったら、最後にテレビ裏に全ての配線を差し込みます。
ここまでの工程で、
・テレビと金具がぶつかってしまって取付できない
・配線を差し込むことができない
・配線を差し込めてもテレビ金具の厚さ以上に出っ張ってしまう
等がなければ問題なく壁掛け可能です。
ここからは、仮組み段階で発生しがちなトラブルとその解決方法を紹介します。
何か問題が発生した場合は参考にしてください。
パーツが干渉している
テレビ金具が配線の差込口を塞いでしまう、配線がベースプレートよりもでっぱっている、テレビ背面の段差とベースプレートがぶつかるといった、パーツが干渉してしまっているトラブルの場合には、テレビ金具に付属のスペーサーを使用します。
テレビとブラケットの間にスペーサーを挟むことで、金具を浮かすことができ、多くの干渉を避けることが可能です。
スペーサーの使い方については、こちらの記事もご覧ください。
ネジが合わない
お持ちのテレビの機種によっては、テレビ金具に付属のネジでは長すぎる、短すぎるといった場合があります。
長すぎる場合には、間にスペーサーやワッシャーを挟むことで解決できる場合があります。
それでも解決できない場合、お手数ですがホームセンター等で別途テレビに合うネジをご用意ください。
金具がテレビからはみ出す
仮組みをした結果、テレビ金具がテレビからはみ出してしまうことがあります。
その場合は、ブラケットにはたくさんのネジ穴が開いているので、上下に動かしてはみ出さない位置を探っていきます。
どのネジ穴を使ってもはみ出してしまう場合は、購入店にご相談ください。
それ以外のトラブル
そもそもテレビの背面にネジ穴があいていなかったなどの、上で紹介した以外のトラブルや、問題が解決しなかった場合には、テレビを買い換える、あるいはテレビ金具を買い換えることになってしまいます。
設置直前でこうならないためにも、
・お持ちのテレビが壁掛けに対応しているか?
・お持ちのテレビに対応したテレビ金具か?
をしっかりとチェックしてください。
不要になったテレビ台はどうする?
テレビ台は、その名の通りテレビを置くための台ですから、テレビを壁掛けにしてしまえば不要になります。
とはいえ、場合によっては、そのままテレビの下に置いておくのもありです。
例えば、テレビの周辺機器をそのまま収納しておいたり、配線を隠すのに利用することもできます。
テレビ台をそのまま置いておくなら、壁掛けテレビにする意味がないようにも思えるのですが、本来テレビを置くはずだった天面があいているので、テレビ台を置いたままでもかなりの省スペース効果を発揮します。
テレビを壁掛けした時のテレビ台については、以下の記事で詳しく書いています。