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Sony(ソニー)KD-55X8500Aを壁掛けしよう!
日本の誇る信頼性抜群のメーカー、Sonyの55インチ4Kモデルの液晶テレビです!
KD-55X8500Aの注目したい機能は以下の通りです。
・55インチの大画面を楽しめる(4K対応※)
・無線LAN接続でき、YouTubeを楽しめる
・USB外付けHDD接続で、録画や予約録画もできる
※4K放送を映すには、別売りのチューナーが必要です。
せっかくの超薄型、超高画質の4K、55インチの大画面テレビですから、おしゃれで部屋をすっきりした印象にする壁掛けにチャレンジしましょう!
今回は、テレビ壁掛け金具専門店の店長が、壁掛けテレビ的視点でSony KD-55X8500Aを徹底検証いたします!
Sony(ソニー) KD-55X8500Aの壁掛けに必要な仕様を確認
結論から言えば、Sony KD-55X8500Aは壁掛けできます!
とは言え、せっかくの機会ですので壁掛けするにあたりどのようなポイントがあるか説明していきます。
まず、そのテレビが壁掛けできるか?確認するためのポイントとして
・テレビ背面のネジ穴チェック
・テレビ背面の段差チェック
・配線の干渉チェック
があります。
これらを踏まえ、さっそくSony KD-55X8500Aをチェックしていきましょう!
チェックのポイントは以下の記事に詳しく書いてありますので、合わせてご覧ください。
テレビ背面のネジ穴チェック!
KD-55X8500Aの背面全体はこのようになっています。
○で囲んだ4点が壁掛け用のネジ穴ですね。
ネジ穴の間隔と太さは、
横:300mm
縦:300mm
太さ:M6
となっています。
これらの寸法は、壁掛け金具を選ぶ基準になるのでしっかり覚えておきましょう。(メモを取っておくといいですよ!)
「なんだかめんどくさいなー」と感じる方は、以下のリンクで表示される商品から選んでください。
当店が適合確認しているものですので安心です!
「Sony KD-55X8500A」に適合する金具を今すぐチェック!
テレビ背面の段差をチェック!
以下の写真のように、テレビ背面下部に若干の段差(出っ張り)がありますが、よく見るとテレビ金具を取り付けるネジ穴部の周りにも出っ張りが作られており、段差を気にしなくてもよい構造になっています。
KD-55X8500Aは背面がフラットなテレビと考えてよいでしょう!
配線の干渉をチェック!
テレビを見るには少なくとも2種類以上のコードをつなぐ必要があります。
・電源コード
・アンテナコード
その他にもブルーレイ、DVDプレーヤーなどの周辺機器をつなげると、つなぐコードは多くなっていきます。(ただし、KD-55X8500AはWi-FiやBluetooth対応なので、機器によってはコードが必要ありません)
端子の向きや場所によっては配線が出っ張ってしまい、壁掛け金具や壁に干渉する可能性が出てきます。
ここではKD-55X8500Aの端子の状況を見ていきましょう。
まずは電源コードを見てみましょう。
写真のように、差し込み口の周りに凹みを作ってくれていますので、電源コードの出っ張りはほぼ気にしなくてよいでしょう。
続いて、アンテナコード等の端子口を見てみましょう。
写真のようにたくさんの配線差込口がありますが、KD-55X8500Aはアンテナ端子やHDMIなど主要の端子は「横挿し」「下挿し」となっています。
このパターンも配線が出っ張らないので、壁や金具との干渉を気にする必要がありません。
ただし、ビデオ入力端子・D5端子・LAN端子などはテレビ背面に対してまっすぐ差し込むタイプになっています。
もしこれらの端子を使う場合、端子を刺した時にどの程度出っ張りがあるかを測りましょう。
ご覧のとおり、D5端子はテレビ背面から7cmくらい出っ張ってしまいますね。
このままですと、壁掛けした時にかなり金具の厚みがないと、D5端子が壁にぶつかってしまいます。
これらの端子はHDMI接続や無線LAN接続で代替できるので、それらの接続方法に変えるというのがベストな方法です。
どうしても接続しなくてはならない場合は、なるべく出っ張りが少なくなるようL字コネクタを使う、もしくは端子の出っ張り以上に厚みのある金具を使うとよいでしょう。
金具の厚みと配線の関係については、以下の記事で詳しく紹介していますので、あわせてご覧ください。
Sony KD-55X8500Aは壁掛けOK!壁掛け設置のポイントは?
ここまでのチェックで、KD-55X8500Aは無事壁掛けできることがわかりました!
では、実際に壁掛け設置をシミュレーションしながら気になったポイントを紹介していきます。
テレビの厚み・重量について
まず背面がほぼフラットで厚みが59mmという薄型なので、とても壁掛け映えするテレビです!
一方で本体重量は26.8kgあるので、壁掛け作業は少し大変に感じました。
DIYで設置する場合は必ず大人2名以上で作業するようにしてください。
また、当店では耐荷重を25kgまでとしている商品がいくつかあります。
特にアームタイプのテレビ金具をご検討の場合、耐荷重の高いガッシリしたタイプを選ぶ必要がでてきます。
当店のTVセッターの場合、確実な安全性を考慮してかなり余裕をもたせた耐荷重に設定しています。
各メーカーや販売店により耐荷重の考え方は異なります。
単純に【耐荷重が高い=強度がある】という訳ではありませんので、よく金具の構造を確認して選ぶようにしてください。
ちょっと脅かすような感じになってしまいましたが、このサイズのテレビであればあくまで標準的な重量です。
プロが設置するならむしろ軽い部類に入りますので、その点はご安心ください。
※自分で設置することを考えるとちょっと大変かな・・・という話です。
Sony KD-55X8500A壁掛け設置のポイントまとめ
KD-55X8500Aはこれまで見てきた通り、問題なく壁掛けできます。
背面がフラットで、テレビ金具を取り付けたときの収まりがよく、かつ主要の端子が背面から出っ張らないよう設計されており、かなり壁掛けに向いているテレビです。
しいてマイナスをあげるのであれば、ビデオ入力端子等がまっすぐ挿すタイプなことくらいでしょうか。
ただ、代替手段がある端子類ですのでほとんど問題にならないでしょう。
壁掛け指数(店長採点):95ポイント
Sony KD-55X8500Aは、壁掛けに超おすすめのテレビです!
なお、KD-55X8500Aの純正壁掛けユニットは「SU-WL400」という商品ですが、既にソニーストアでも取り扱いがない状況になっております。
当店ではもちろんKD-55X8500Aに対応するテレビ金具を多数取り揃えております!
KD-55X8500Aの壁掛けをご検討の方は、以下のリンクより当店の商品をチェックしてくださいね。
※リンク先で表示される商品は全てKD-55X8500Aに適合します。