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デスク回りを整理整頓しよう!
こんな悩みを解決します!
新卒の方であれば、学生生活では職場のデスク周りの整理整頓という経験はあまりないでしょうし、社会人の方も忙しくてどうしても散らかってしまうという方は多いと思います。
しかし、整理整頓は一度きっちりやって習慣にしてしまえば、それほど手間をかけずに仕事の効率を上げるためには効果的です。
この記事では、整理整頓のコツからガッツリ整理整頓した作業風景、ビフォー&アフターまで紹介します。
ちょっとした工夫と作業で、毎日の仕事の効率が断然上がるので、ぜひ、参考にしてみてくださいね。
デスク周りの整理整頓のメリット
デスク周りの整理整頓のコツなどの解説の前に、整理整頓のメリットについて紹介したいと思います。
整理整頓は習慣になってしまえば、毎日の仕事の効率が断然上がります。
まずは、整理整頓のメリットを見ていきましょう。
時間が節約できる
整理整頓してキレイな状態が維持できれば、時間を節約できます。
これが最も端的な整理整頓のメリットになります。というのも、実は「探し物」にとんでもなく長い時間を使っている人が多いからです。
ビジネスパーソンは「年間150時間」(勤務日数を年間250日と仮定すると、1日平均36分!)
もの時間を探し物に使っているそうです。
整理整頓は、習慣にしてしまえば5分もかかりません。
5分もかけずに1日36分を節約できると思えば、大きなメリットですね。
しかも、個人単位で36分ですから、何人もの社員を抱える企業などの場合なら、時間の節約幅はもっと大きくなります。
集中力が上る、続く
整理整頓された環境だと集中力が上り、続きます。
これは、科学的にも明らかになっており、
・人間の脳は秩序を好む
・無秩序な環境はストレスを生み、身体に悪影響を及ぼす
ということが言われています。
こちらは、散らかっているデスク周りと整理整頓されたデスク周りのイメージですが、どちらが集中できそうですか?
もちろん「整理整頓されたデスク周り」ですよね!
科学的にも明らかなことですが、「整理整頓した方が集中できる」というのは感覚的にも間違いないと思います。
仕事の質が上がる
整理整頓をすると・・・
・時間が節約できる
・集中力が上る、続く
というメリットがあることを紹介しましたが、その結果として仕事の質が上ります。
これが最大のメリットでしょう。
「探し物」にムダな時間をかけずに済み、その分の時間、集中力の高い状態で仕事できれば、おのずと仕事の質は上りますね。
散らかった状態だと、机の上にあるコーヒーの缶を手に取ってみたり、横の同僚とムダ話をしたりしながら仕事をし、しかもムダに残業するから余計に集中力も下がるのです。
整理整頓をして、仕事の質を上げていきましょう。
デスク周りの整理整頓のコツ
デスク周りの整理整頓のコツは、たったの3つです。
・物を減らす
・物の置き場所を決める
・定期的に整理整頓する
整理整頓は、とても簡単で誰でもできます。
一番多いのは「片づけてもすぐに散らかる・・・」という悩みで、これが難しいところですが、習慣化してしまえばできるようになります。
むしろ「整理整頓されていないと気持ち悪い」という状況になります。
ここでは、デスク周りの整理整頓の3つのコツについて解説していきます。
物を減らす
とにかく物を減らしましょう。
物が少なければ、整理整頓すら必要なくなりますし、片付いた状態を維持しやすくなるからです。
物を減らすコツは「使うかもしれない物」は「使わない物」と考えて、思い切って捨ててしまうことです。
「使うかも」と思って取っておく・・・という方が多いと思いますが、思い切って捨ててしまっても問題ありません。
それは、あとで「あぁ、捨てずに取っておけばよかった・・・」となることはほとんどないからです。
「使うかも」という物を残したときのムダなスペースや、散らかりやすいというデメリットの方がずっと大きいと思います。
「使うかもしれない物」は「使わない物」として、思い切って捨ててしまいましょう。
物の置き場所を決める、守る
次に、物の置き場所を決めましょう。
「探し物に、年間150時間も使っている」ということを紹介しましたが、この原因は物の場所を決めていないか、決めていても、それを守られていないからです。
物を減らせば、その場所は決めやすいですし、守りやすくなると思います。
・ペンはペン立て
・ペン立てはデスクの右上
・ファイルはボックスに入れて引き出しの中
など、物の置き場所を決めそれを守りましょう。
定期的に整理整頓する
「定期的に整理整頓すること」これが、習慣化のキモです。
・毎日、物を決めた場所に戻す
・週に1回「使うかもしれない物(=使わない物)」を捨てる
というのを習慣にしましょう。
(3日、3日間でいいので続けましょう!3日続ければ習慣化できます!)
退勤時にきちんと整理整頓しておけば、翌日出勤したときも気持ちよく仕事が始められますね!
デスク周りの整理整頓の方法
先日、自宅作業スペース整理整頓しました。
その方法について紹介したいと思います。
これが作業前の状態です。
特に悩みとしては、
・何となく雑然としていること
・モニターの存在感が邪魔
・デスクのスペースを本がムダに取っている
ということです。
モニターを置いてしまうと、この角のスペースが潰れてしまいます。
また、せっかくデスク横に本棚があるので、このスペースに本を置く必要はないかもしれません。
デスク周りの整理整頓の手順は、
1.エリアごとにまとめる
2.要らないものを捨てる、重要な順にアイテムを戻す
3.整理整頓グッズを使う
4.定期的に整理整頓する
というふうにすると効率的です。
この際、すでに説明した3つのコツ(物を減らす・物の置き場所を決める、守る・定期的に整理整頓する)を意識しましょう。
以下、わたしの整理整頓の作業風景を紹介します。
エリアごとにまとめる
デスク周りの整理整頓をするに当たって、最初のステップは「エリアごとにまとめる」です。
このように、デスク中央、デスク右上、ボックス(本棚)という3つのエリアに分けてまとめます。
今回は3つにしましたが、2つでも4つでもいいので、いくつかのエリアにざっくりわけましょう。
デスクとボックス(本棚)から荷物を取り出し、エリアごと分けておきます。
荷物が多いときは、段ボールなどを使うといいですよ。
すると、このようにデスク上がスッキリするので、上ぶきしたりデスクマットの中のメモを整理したりできます。
(この写真右上の「備え付けブックスタンド」は捨てました!)
要らない物を捨てる、重要な順にアイテムを戻す
次は、要らない物を捨てる、重要な順にアイテムを戻すステップです。
このデスク、荷物の場合・・・
1.デスク中央:パソコン、ディスプレイ
2.ボックス:本、小物
3.デスク右上:本
の順で重要なアイテムなので、その順に要らない物を検討し、デスク戻していくと効率的です。
なお、今回はデスク右上にあった本は、すべて年度の過ぎた資格試験の参考書だったので、廃棄しました。
(こういうこともあるので、やっぱり定期的に整理整頓した方がいいですね!)
整理整頓グッズを使う
整理整頓グッズを使いましょう。
ここで注意するのは、
・整理整頓グッズを買いすぎない
・グッズは目的に合ったものを買う
の2点です。
書類やファイルを入れるためのボックスや小物入れは、整理整頓には有効ですが「入れ物だけ多すぎる」ということにならないように注意しましょう。
物はないに越したことはありません。
今回は100均で買えるボックスだけでなく「卓上パネルハンガー」と「モニターアーム」という強力なアイテムを使いました。
モニターの角スペースが潰れてしまっていることがずっと気になっていたので、モニターを上にをあげ、スペースを広げたかったのです。
「卓上パネルハンガー」と「モニターアーム」でここまでスッキリしました。
(別売りのペンホルダーとファイルホルダーも装備しました!)
ここまでデスク周りがスッキリすれば、仕事もはかどりますね。
定期的に整理整頓する
最後のステップは、「定期的に整理整頓する」です。
整理整頓は習慣化するまでが勝負です。
3日間続ければ習慣化できるので、まず3日間はキレイな状態を維持しましょう。
整理整頓が習慣化するまでは、以下のような「整理整頓の完成系」を写真に撮っておき、壁に貼っておくなどして「この通りに整理整頓する」とルールにしておくといいですよ。
これを見て、決めた場所に物を戻すのを習慣づけましょう。
(毎日のToDoリストに「17時には整理整頓」と入れてしまうのもいいですね!)
デスク周りの整理整頓ビフォー&アフター
今回の整理整頓では、こんなにスッキリしました。
特に気になっていたディスプレイの角スペースと、デスク上の本もスッキリしています。
また、デスク右上の本も処分したので、スッキリしています。(ペンなどは、ペンホルダーしたのでスペースが空きました。)
所要時間は、じっくり時間をかけて2時間ほどでした。
この2時間で、毎日の仕事の効率が上ると思えば、コスパは最高ですね。
「年間150時間」(=毎日36分)
の探し物時間が節約でき、集中力も上るので、仕事も楽しくなります!(学生さんなら勉強効率もばっちりです、そして掃除もしやすいのがうれしいところ)
デスク周りの整理整頓には「卓上パネルハンガー」と「モニターアーム」がおすすめ
元々、整理整頓が苦手というわけではありませんでしたが、今回初めて「卓上パネルハンガー」と「モニターアーム」を使い、これまでで一番デスク周りがスッキリしています。
今回使った
・卓上パネルハンガー
・モニターアーム
・ペンホルダー、ファイルホルダー
ですが、組み立て、取り付けともに簡単でした。
ここからは実際の設置作業を紹介します。
卓上パネルハンガーの設置
卓上パネルハンガーの展開イメージです。
部品が少なくシンプルですね。
説明書が図解つきでわかりやすく、細かく読まなくても理解できました。
組み立ては、部品も少なく簡単で、こういうのが苦手な方でも問題ないと思います。(机の厚さが10mm~50mmの場合に使えます)
これは、机を挟み込んで固定できない場合に、デスクに穴を開けて固定する用の部品です。(机が50mmよりも厚かった場合にこちらを使いますが、わたしは使いませんでした。)
何より「かゆい所に手が届くなぁ」と思ったのは、工具です。
ドライバーと六角を使うのですが、付属品として同封されていました。
もうこの段階で、デスク上がスッキリするのがわかるのがワクワクものですね。
モニターアームの設置
モニターアームの展開イメージです。
こちらも見るからに組み立てが簡単そうですね。
モニター裏にモニターブラケットを取り付けます。
ネジも「モニターアーム」に付属しています。
モニターアームを卓上パネルハンガーに取り付けます。
かみ合わせてネジで固定するので安全ですね。
また、左右の位置の調整もネジを緩めてスライドさせるだけなので簡単です。
このように取り付けたモニターの向き、前後上下左右の位置、角度などを自由に変えられるので、用途や体格に合わせて使えるのがうれしいですね。
デスクを向かい合わせでつけたときは両側からパネルハンガーを使えるので、職場での汎用性は高いと思いました。
まとめ
整理整頓は、習慣になってしまえば、
・時間の節約
・集中力の向上、持続
・仕事の質の向上
というメリットがあり、整理整頓自体、時間のかからないものです。
「整理整頓してもすぐに散らかってしまう」という方は、とにかく物を減らし決めた置き場所を守り、習慣化するまでチェック表などで自己管理するのがいいと思います。
個人的には「物を減らす」というのが、環境づくりで一番大切なことかなと思います。
また、「卓上パネルハンガー」や「モニターアーム」といったグッズもあります。
これらを使えば、本格的に整理整頓でき、大幅に仕事の効率が上がります。
冒頭でも紹介しましたが、
ビジネスパーソンは、探し物に「年間150時間」(=毎日36分)かかっているそうです。
時間というお金に換えられない価値を、整理整頓を習慣化することで守ることができるので、ぜひこの記事を参考にして整理整頓してみてくださいね!
デスク周り、きれいにしてもすぐに散らかる・・・。
デスクの整理整頓のコツを知りたい。