壁掛けテレビのDIY設置方法や金具紹介などお役立ち情報をブログでお届けします｜テレビ壁掛け研究所

壁に穴をあけない壁掛けテレビ！？

こんな疑問を解決します。

テレビを壁掛けすればテレビ台が不要になり、その分スペースを有効活用できます。
さらに、インテリア全体もスッキリとスタイリッシュな印象になります。

しかし、テレビの壁掛けは「壁に穴をあける必要がある」というデメリットがあるのも事実・・・。
特に賃貸住宅にお住いの方は、壁掛けテレビを躊躇されているかもしれません。

そこで活躍するのが『つっぱりポール』です。
つっぱりポールは、「テレビを壁掛けしたい」でも「壁に穴をあけたくない」という思いを同時に叶えてくれます。

この記事では、つっぱりポールの使い方・メリット・デメリットから、選び方のポイントまで詳しく解説していきます。

つっぱりポールを使った壁掛けテレビに興味のある方は、ぜひ参考にしてくださいね！

つっぱりポールを使った壁掛けテレビとは？

つっぱりポールを使った壁掛けテレビを一言で表現すると・・・、
「壁に穴をあけずに、テレビを壁掛け風にするもの」となります。

当店で取り扱っている「つっぱりポール」と「壁掛け金具」のセット「TVセッタージュネスシリーズ」を使って設置すると、以下のようなイメージになります。

つっぱりポールなら、壁に穴をあけるなどの工事は必要なく「壁掛けテレビのメリットはそのままに」気軽に壁掛け風にできる事が最大の魅力です。

テレビを壁掛けしたいけど、壁に穴をあけずにすませたいという方は、ぜひご検討ください。

つっぱりポール最大のメリット 壁に穴をあけずに壁掛けテレビ！

つっぱりポール最大のメリットは、「壁に穴をあける必要がない」ということです。

テレビを壁掛けにするには、壁に穴をあけなければならないので、
・壁掛けテレビにしたかったけど賃貸だからムリ
・一度壁に穴をあけたら、簡単に位置を変えられないな
・工事の手間をかけずに壁掛けしたい
などの声をよくいただきます。

実際、壁掛けテレビは以下のように壁にビスを打ち込む必要があります。
※壁のキズ跡が目立たない「ホッチキス止めテレビ金具」もあります。

また、多くの住宅で壁材として用いられる「石膏ボード」の場合、強度を保つために壁裏にある「柱」を探し出し、その柱に対してビス止めする必要があります。

このように、壁掛けテレビをDIYで設置するためには、それなりの知識・経験が必要となります。
※もし壁掛けテレビをご検討されていて、ご自身での設置に自信がない方は専門業者への委託をおすすめしています。

つっぱりポールを使えば、
・壁材質の調査(壁材や建物構造についての知識が必要)
・工事委託費用(テレビの大きさや取付環境に応じて2～8万円前後)
などの手間や費用を省くことができます。

壁に穴をあける必要がないことで、このような大きなメリットを同時に得ることができます。

つっぱりポール その他のメリット

つっぱりポールには「壁に穴をあけずにすむ」という最大メリットの他にも、以下のようなメリットがあります。
・取り扱いが簡単
・壁掛けテレビのメリットはそのまま

これらについて、さらに詳しく説明していきます。

取り扱いが簡単

当店のつっぱりポール(TVセッタージュネスシリーズ)は、
・パーツが大きく2種類のみ
・3ステップで取り付け
という特徴があり、取り扱いが簡単です。

まずパーツですが、TVセッタージュネスシリーズは「つっぱりポール」、「テレビ壁掛け金具」の2パーツで構成されます。

取り付けるテレビの大きさによって使用するつっぱりポールの本数が変わります。

また、周辺機器を設置するためのシェルフなどのオプションもあります。

取り付けも、3ステップでとても簡単です。（1時間もあれば、作業は終わります）

以下に設置方法について詳しく説明していきます。

ステップ① つっぱりポールの取り付け

まずは、ポールの位置を決めます。

以下の画像のように、ポールの上部はバネになっており、位置を決める際、仮止めのように使うことができます。

※梁など十分な強度がある箇所に圧着し、付属の水平器でポールが垂直になるように調整しましょう。

ポールの位置が決まったら、バネが隠れるまで高さ調節ボルトでポールを伸ばします。
回しすぎると天井、床が傷ついてしまいます。
バネが隠れるまで締めこみましょう。

ステップ② ポールにアタッチメントを取り付け

次に、ポールに壁掛け金具のアタッチメントを取り付けます。
手順としては、プレートをポールの下側から溝に滑り込ませ、ドライバーでネジを締めるだけです。

※このアタッチメントを取り付けた位置がテレビの高さになります。あらかじめ高さを決めてから作業を始めましょう。

ステップ③ テレビの取り付け

最後にテレビを取り付けます。

先ほどのアタッチメントにテレビ金具を取り付け、最後にテレビを引っかけて固定すれば完成です。

最後に、電源やアンテナのケーブルを取りまわす必要がありますが、結束バンドが付属しますのでポールの裏側に固定しましょう。

壁掛けテレビのメリットはそのまま

壁掛けテレビのメリットは大きく3つです。
・部屋がすっきり、オシャレになる
・部屋のスペースを最大限活用できる
・地震に強く安心、安全

ポールが地面から天井まで伸びているのを除けば、壁掛けテレビのメリットはそのままなのがうれしいですね。

テレビ台を置く必要もなくテレビを浮かしている分、スペースを有効活用できますし、インテリアの印象もすっきりとします。

また、多くの方が心配される耐震も検査を行いクリアしています。
耐震性について詳しくはつっぱりポールは震度6以上にも耐える安全性をご覧ください。

つっぱりポールのデメリット 場所に制約を受ける！

ただし、つっぱりポールにもデメリットがあります。
最大にして唯一のデメリットは、「設置する場所に制約を受ける」ということです。

つっぱりポールを設置できないのは、以下の通りです。
・「梁」以外に設置できない
・斜めの天井には設置できない
・人の動線上には設置できない

まず、つっぱりポールは「梁」以外には設置できません。
天井の材質が石膏ボードの場合は「梁」にポール上部が当たるようにしなければなりません。

梁以外の場所に取り付けると、つっぱりポールが天井を突き破ってしまったり、天井ボードが歪んだりする可能性があります。
しっかりとつっぱれませんので、その結果ポールが倒れてしまう危険性があります。

もちろん、天井が斜めになっている場合は設置できません。

他にも、エアコンの位置とかぶる場合、高窓の位置との兼ね合いなど、建物の造り、家具の位置などから制約を受ける場合があります。

また、以下のように人の移動がある場所への設置は適しません。
・扉や戸の前
・階段のすぐ近く
・テーブルや椅子の近く
家（施設）の中を、人がどのように移動するのかを踏まえ、位置を決めることが必要です。

壁に穴をあけずにテレビを壁掛け風にできる「つっぱりポール」ですが、安全に設置しようとした場合、意外と制約があります。

ただし、設置場所に問題がなければ、壁に穴をあけなくていいのは費用面・手間の面でも大きなメリットとなりまので、壁掛けテレビとよく比較検討するようにしましょう。

つっぱりポールは震度6以上にも耐える安全性！

「つっぱりポールの設置で大きな地震が来ても大丈夫？」と心配される方も多いと思います。
当店では、つっぱりポール設置でも壁掛けテレビと同様の3次元振動検査を行っています。まずは以下の動画をご覧ください。

1本ポール・2本ポールいずれも、震度6強の揺れを受けても倒れませんでした。
また、ポール上部のバネが地震の衝撃をうまく吸収しているのがわかると思います。

なお、「地震対策のために・・・」と、つっぱりポールの上下部に耐震マットを挟み込もうという方もいますが、かえって危険です。

当店のつっぱりポール(TVセッタージュネスシリーズ)だけでも地震検査をクリアするだけの耐震性を持っていますのでご安心ください。

つっぱりポールの選び方のポイント

つっぱりポールの選び方のポイントは、以下の3点です。
・ポールの長さ
・テレビとの適合チェック
・テレビに適したポールの本数、壁掛け金具
それでは、詳しく解説していきます。

ポールの長さについて

天井高がつっぱりポールの有効範囲内かどうか確認しましょう。
当店のTVセッタージュネスシリーズは、天井高が2.0m～2.8mに対応します。

テレビとの適合チェック

テレビに適合するつっぱりポール＋テレビ金具を選びます。

当店では、お手持ちのテレビ型番を選択するだけで対応する商品を表示する「適合チェックシステム」をご用意しております。

PCでご覧の場合、サイト内の赤枠部でテレビ型番を選択してください。

すると、このように対応製品一覧が表示されるので、この中から用途に合うものを選ぶだけです。

スマートフォンの場合も同様です。

ポールの本数、壁掛け金具の種類

テレビのインチによって大体は決まってきますが、組み合わせは以下のようになります。

まとめ

この記事では、壁に穴をあけずに壁掛け風にできる「つっぱりポール」の使い方、メリット、デメリットから選び方まで解説してきました。

つっぱりポールは、壁に穴をあけずに壁掛けテレビ風にできるというのが最大のメリットですが、設置場所の制約を受けやすいというデメリットがあります。
用途を踏まえ、設置場所を検討するのがいいでしょう。

繰り返しになりますが、つっぱりポールは、賃貸に住んでいる方や壁に穴をあけるのに抵抗のある方におすすめです。

取り付けは簡単ですが、耐震性は高く、インテリアの印象も大きく変わります。

壁掛けテレビに興味のある方は、ぜひ検討してみてくださいね！