目次
壁に穴をあけない壁掛けテレビって?
このような疑問にお応えします。
結論から言えば、壁に穴をあけない壁掛けテレビの方法は大きく3つあります。
どの方法も設置の手間がかからないので、壁に穴をあける必要がある通常の壁掛けテレビより、多くの人におすすめできます。
この記事では、壁に穴をあけない壁掛け方法。
そして、それぞれのメリット・デメリットなどについて解説していきます。
この記事を読めば、壁に穴をあけずに壁掛けテレビにするにはどの方法がよいか?迷わず決められるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも壁掛けテレビとは
そもそも壁掛けテレビとは、壁にテレビを掛けることです。
壁にテレビを掛けてしまうので、テレビ台を使う必要がなく、その分のスペースを有効活用できます。
また、インテリアがすっきりとオシャレな印象になります。
しかし一般的な壁掛けテレビの場合、壁にネジ止めする必要があり、結果として壁に穴があいてしまいます。
壁に穴があいてしまうため、一度設置した壁掛けテレビの位置を変更しづらく、また賃貸にお住まいだと退去時に修繕費が発生する場合があります。
「壁に穴があいてしまう」
これがネジ止め式壁掛けテレビ最大のネックと言えるでしょう。
壁に穴をあけずに壁掛けテレビにする3つの方法
ネジ止め式壁掛けテレビの場合「壁に穴があくのが最大のネック」とお伝えしました。
もし穴をあけずにすめば、壁掛けテレビ最大のネックを解決することができます。
これから穴をあけずに壁掛けテレビを実現する方法を紹介します。
あなたの好みや設置場所の状況により、最適な方法が見つかるはずです。
穴をあけずに壁掛けテレビにする方法まとめ
壁に穴をあけずに壁掛けテレビにする3つの方法をまとめました。
壁美人 ホチキス止め |
ラブリコ 2×4材つっぱり |
ラフィット つっぱりポール |
|
---|---|---|---|
費用 | 16,775 円~21,615 円 | 8,140 円~ ※別途2×4材が必要 |
19,470 円~32,670 円 |
メリット |
|
|
|
デメリット |
|
|
|
それぞれの壁掛けの方法について、以下、詳しく解説していきます。
壁美人:ホチキス設置で強度は十分!
壁美人は、石膏ボード壁に対しホチキスで金具を固定する特許技術です。
写真の通り、見た目は正真正銘の壁掛けテレビです。
最大のメリットは、以下2点です。
・壁にはホチキス跡しか残らない
・震度7の地震にも耐える耐震性
まず、壁美人はホチキスで設置でき跡が残りません。(石膏ボード専用品)
※壁の目立たないところに画鋲などを挿し、白い粉がつくなら材質は石膏ボードです。
写真のように、ホチキスの穴は壁から50cmほど離れればほぼ見えないレベルです。
10cmまで近づいて「目を凝らしてようやく見える」という程度で、ホチキスの跡が原因で修繕費が発生したという話は聞いたことがありません。
また、多くの方が気になるであろう耐震性も十分で、震度7の3次元地震検査もクリアしています。
石膏ボード専用品ではありますが、住宅の壁はほとんど石膏ボードが使われていますので、多くの方にお使いいただけます。
さらに詳しく知りたい方は、壁美人のメリットとデメリットについて解説している記事をご覧ください。
ラブリコ:2×4材で疑似的な柱を立てる
ラブリコは天井と床の間に2×4材を立て疑似的な柱を作るシステムです。
最大のメリットは、以下2点です。
・壁の材質や壁裏の構造を気にする必要がない
・拡張性が高く使い方は自由自在
天井と床に2×4材をつっぱりの原理で立たせるので、壁を気にする必要はありません。
もちろん壁に傷もつきません。
カスタマイズのバリエーションは無限大で、以下のように、DIYを楽しめます。
寝室に、パパが壁掛けテレビをDIYで設置して、数週間。
— akiyo (@akiyo0619) July 14, 2019
寝っ転がって、私が見るチャンスは無かったので、今日は初めてのんびり独占出来ました。
ていうか、リビングで日曜美術館観てたのに息子に追い出されたんだけど。 pic.twitter.com/chfnL88YAt
壁掛けテレビDIY〜!
— MEGAMI****DIYわかばDQ10 (@megami_owo) February 11, 2020
ラブリコ2×4アジャスターを使って柱を建て、1×4材を貼って壁を作りました!
配線が1番苦労しました…柱や壁は全然ラクでしたw
棚板が薄いのでしなりが気になります( ⌯᷄௰⌯᷅ )
前回のベンチソファ以来の大作でした୧⍢⃝୨#ラブリコ#DIY pic.twitter.com/R07fGwlBWy
ラブリコは一番上のツイートの写真のようなパターンがスタンダードですが、2×4材の使い方次第では工夫の余地が広がります。
ただし、天井の強度がある部分(梁や下地など)につっぱる必要があるため、設置場所に制限がでてしまう場合があります。
もちろん、勾配天井にも設置できません。
設置場所については、事前によく検討しておきましょう。
ラフィット:専用キットでとにかくわかりやすい
ラフィットは、軽量アルミ製のつっぱりポールシステムです。
最大のメリットは、以下2点です。
・壁の材質や壁裏の構造を気にする必要がない
・専用キットになっているためわかりやすく簡単
天井と床につっぱるだけなので、壁を気にする必要はありません。
もちろん壁に傷もつきません。
専用キットになっていてパーツも少なく、馴染みのあるつっぱりポールを使うことでわかりやすく簡単です。
耐震性も十分で震度6強の3次元地震検査もクリアしています。
ただし、天井の強度がある部分(梁や下地など)につっぱる必要があるため、設置場所に制限がでてしまう場合があります。
もちろん、勾配天井にも設置できません。
設置場所については、事前によく検討しておきましょう。
さらに詳しく知りたい方は、つっぱりポールのメリット・デメリットを解説している記事をご覧ください。
壁に穴をあけない壁掛けテレビの注意点
壁に穴をあけない壁掛けテレビの注意点として見た目があげられます。
以下、それぞれの設置後のイメージです。
【壁美人】
【ラブリコ】
【ラフィット】
壁美人は壁に直接つけるため、通常の壁掛けテレビとまったく同じように仕上がります。
対してラブリコ・ラフィットは、どうしてもつっぱり部分が見えてしまうため、よくイメージアップし、インテリアに合わせて選ぶのがいいでしょう。
僕としては、やはり正真正銘の壁掛けテレビを実現できる壁美人がオススメです。
もう1つの提案 壁寄せテレビスタンド
壁寄せテレビスタンドは、テレビをギリギリまで壁に寄せる構造のテレビスタンドです。
最大のメリットは、壁をまったく傷つけず、床に置くだけなのでかつ好き場所に設置できることです。
一般的なテレビ台がスタイリッシュになったものなので、扱いやすいというのも魅力ですね。
壁掛けではないのですが、一つの考え方として紹介しておきます。
さらに詳しく知りたい方は、壁寄せテレビスタンドのメリット・デメリットを解説している記事をご覧ください。
穴をあけない壁掛けテレビについて、無料相談も受け付けております
以下の電話番号で、無料相談を受け付けております。
【電話番号】
0422-38-4912(10:00~18:00、土日祝を除く)
新築、戸建て、賃貸など、お住まいや設置場所の状況に合わせて最適な壁掛け方法のご提案もできます。
ぜひ気軽にご連絡ください。
まとめ
繰り返しになりますが、壁に穴をあけない壁掛けテレビの方法は3つあります。
一般的な壁掛けテレビのイメージ通りにしたい方には、壁にホチキスだけで設置できる「壁美人」がおすすめです。
他の方法であれば、インテリアの雰囲気を変えてDIYを楽しむこともできるので、用途に合わせて選ぶのがいいでしょう。
壁掛けテレビは、テレビ台のスペースを有効活用でき、インテリアの印象もガラッとおしゃれに変わります。
この記事が、あなたの壁掛けテレビ選びのお役に立てば幸いです。
壁掛けテレビにしたいけど壁に穴をあけるのがネック・・・。
穴をあけない方法があれば知りたい。